投げ墨のさしがね  大工規矩術技能 第5日目


陸水に対して勾の裏目勾配の返しで、投げ墨を出すことができる。
直角三角形@、A、Cは、殳の裏目と勾の2倍で、@、Cは倍勾配となっている。
倍勾配=勾*2/殳の裏目=勾*2/(殳*√2)=勾*√2/殳=勾の裏目/殳となるので、D、Eは勾の裏目となっている。
E、D、@の三角形とC、G、Fの三角形は相似であるので、C、Gは垂線に対して倍勾配になっている。