06 バーナー族の集会所(Bohnar Communal House)  
     
  バーナー族はオーストロアジア語系モンクメール語に属し、人口約23万、ベトナムでは主に中部高原のジャライ省(Gia Lai)やコントゥム省(Kon Tum)、南中部のビンディン省(Bình Định)の西部やフーイエン省(Phú Yên)などに居住している。伝統的には母系家族でしたが、現在では父系家族に変化している。
バーナー族の集会所は、ニャーロンNhà rông (rông:高い)と呼ばれ、大変大きく美しい高床式の建物である。屋外展示のこのニャーロンは、2003年にコンルバン村(中部高原コントゥム市)のバーナー族によって建てられた。高さ19mで、約1階分の高さもある梯子を上り家の中に入る。屋内は広い空間で小屋組がそのまま現わしになっている。ニャーロンは、様々な行事や来客を迎える場として使われ、夜間は村の警備のために、未婚の若い男性が寝泊まりする場でもあった。さらに若い独身者や未亡人もここで夜を過ごしたりした。
バーナー族を始めとした中部高原の民族によるゴング(銅鑼)の演奏は、2009年に世界無形文化遺産に登録された。
 
     
     
     
     
     
     
     
  一列に並んだこの竹籠には、食べ物が盛り付けられた。