084 クロモウフの小家屋
Cottage from Kromolow (1860)
 
     
  1860年にクロモウフに都市型の農家として建てられた小家屋。 建物は広い間口を持ち、間口側が道路に面している。 石灰岩の基礎の上に建てられた壁は針葉樹でできている。建物の壁は、鞍型組み接合(saddle notch joint)で隅が囲まれた、丸太組み構造になっている。寄せ棟屋根は、帯梁で固められた垂木構造であり、シングル板葺き材で覆われている。前壁は白く塗られているが、裏側の煙突に隣接する壁は石灰岩でできている。