030 ブジシェツェの八角形の納屋
Octagonal Barn from Brze?ce (ca. the mid-19th century)
 
     
  プシュチンスカ・リブニク地方のブジシェツェの八角形の納屋。豊かな農村に19世紀前半頃に建てられたもの。 2つの穀物貯蔵区画を備えた大型の丸太組構造の八角形の納屋は、束、梁、斜材のトラス屋根構造となっている。茅葺き屋根の荷重は、「ślemień」と呼ばれる水平梁と「socha」と呼ばれる垂直柱に載っている。 脱穀床には、脱穀機と穀物の風選機(地元では「フェイスシェル」と呼ばれる)がある。脱穀機は、納屋の前の庭の真ん中に設置された馬用回転台で駆動されていた。馬用回転台で作られたエネルギーはカルダン式シャフトを介して脱穀機に送られた。